フィリピンセブ島で、観光ビザ延長を更新した際、注意すべきことがあったのでお知らせしたいと思いました。
2021年12月現在の情報になります。
フィリピン・セブ島Jセンターモールのイミグレ最新情報
私がセブ島のマンダウエ市Jセンターモールにあるイミグレーションにビザの更新手続きにいったのは、2021年8月4日火曜日の14時ごろでした。
来客者は5名ほどでした。
全く混んでいませんでした。
MECQの最中ですが、タクシー、バス、ジープニー、ハバルハバルなど交通機関は動いていますし、モール内の飲食店も営業していましたので、イミグレーションも営業しています。
フィリピンビザ延長手続きで注意すべきこと
今回、私は観光ビザの延長手続きでイミグレに行ったんですが、今まで一度も問い合わせされなかったことに出くわしました。
それは、今までのビザ延長した際に受け取ったレシートをすべて見せろということでした。
ご存知の方ばかりだと思いますが、通常ビザを延長したらパスポートに有効期限が記載されたステッカーをはられます。
ステッカー代は100ペソでした。
しかし、ここ最近というか、1年近く、ステッカーは貼られず、レシートに”VISA VALID UNTIL:01 JAN 2021″などと記載されるようになり、次回更新の際はレシートをなくさず、忘れずにもってこいといわれるようになりました。
(ステッカー代の100ペソは取られなくなりました。)
ここまでは、問題ないのですが、今回言われたのは、入国してから今までの延長してきたレシートすべてと言われたんです。
私は毎回、前回に受け取ったレシート1枚のみを持っていってたので、今回も前回のレシート1枚のみ持参したのですが、最初は受け入れてもらえませんでした。
どうすればいいのか尋ねると、白紙の紙を渡され、”次回はすべて持参すると覚書を書け”といわれました。そして、指差して”あそこにいるスタッフに提出して確認するよう”と言われました。
私は覚書のフォーマットやテンプレートなどわからなかったので、取り急ぎ一文で”次回今まで受け取ったレシートをすべて持参することを約束する”と英文で書き、日付と署名も記載してスタッフに渡しました。
すると、そのイミグレのスタッフは、”この書面は認められない、弁護士が作成したものを持って来い”と。
イミグレのすぐ裏に法律事務所があるのは知っていましたが、私は知らないふりをして、どこに法律事務所があるのか聞くと、”すぐ裏にあるから書いてもらって来い”と言ったので、私はすぐさま”私の知り合いの法律事務所に電話して聞いてみる”とケータイを取り出すと、”ちょっと待て、ケータイをしまって、ここに座って”と言い、そのスタッフ自らが覚書の全文を書き出しました。
最後にここに署名をしてと手渡され、私がサインすると、これをもって窓口に提出するようにと言われました。
フィリピンセブのイミグレ不正汚職最前線
要するに、イミグレスタッフが”次回は忘れず、全ての領収書を持参する”という覚書を用意しておき、そこにサインさせるだけの仕事を、よくわかっていない外国人に覚書を裏にある法律事務所で作成するよう斡旋しているわけです。おそらくキックバックをもらうのでしょう。
覚書の書類作成にいくらかかるのか聞きませんでした。
たいした額ではないと思いますが、それでも必要ないことにお金を払わせようとする行為は、悪ですよね。
確かに現在イミグレの収入は激減していると思います。
大変厳しい財政の中、どうやって収入を増やすか考えていると思います。
しかし、不要なお金を要求するのは不正ですし、賄賂の受け渡しになるとそれは汚職になります。
まとめ
フィリピン在住でビザ更新のステッカーが貼られていないパスポートをお持ちの方で、延長の手続きをされる際は。今まで更新したときに受け取った領収書をすべて持参してイミグレへ行ってください。
なくした場合は、どう対応されるのかわからないので、体験された方は教えていただければと思います。
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